▼直接対戦成績
Aという馬とBという馬が何度か同じレースに出走した場合、対戦成績はどうなるのか。
ご存知のとおり、この集計は困難な作業である。
近いうちにトライしてみたいが、今のところは手を出せずにいる。
量が多い…。
targetでは比較的簡単に出せるらしいし、例えば専門紙競馬ブックは重賞や特別競走で対戦成績を掲載している。
これを自力でやろうと思っていること自体がおかしいのかもしれない。
だが、どう集計するかは凡そ決めてある。
同世代、牡牝別である。
同じ年の生まれで牡なら牡同士、牝なら牝同士で調べるつもりだ。
性別は何となくお分かりいただけると思う。
同世代同士だけというのは少し補足が必要かもしれない。
理由は簡単で、馬にはデビューから成長期、ピークに達したあと衰えを見せ始める。
1年上、1年下とはピークがずれており、後進がやがて先輩を追い越していくため、いつ対戦したのかによって修正をしなければならないからである。
「異性、異世代との闘いが除かれた分析で良いのか」という異議は出るかもしれないが、分析の目的は対戦成績の傾向、つまり、Aという馬は何度対戦してもBという馬に負けないのか調べることにある。
上手くできるなら、同時に異性や異世代の影響まで調べ上げたいが、実際には難しいだろうと考えてのことである。
馬齢による斤量差を考えればご理解いただけるかもしれない。
同性同世代は強さ以外に斤量差はない。
▼結果が出れば分かること
調べもしないでいうのもおかしいが、2種類の結果が予想され、その結果次第で分かるだろうことが決まってくると思う。
2種類の結果とは以下の想定である。
(1)何度対戦しても概ね同じ結果になることが多い(A馬はB馬に先着する)
(2)勝ち負けは伯仲し、レースによってどのようにでもなる(A馬とB馬どちらが強いか断定できない)
先ず(1)の結果であった場合を考察する。
一度順位付けができてしまうと、極端に競走条件や鞍上が異ならなければ、成長、適性、展開の比重は高いものではないと推論できる。
過去の競走成績を注意深く見て逆転可能な要素はないか、よく考えればよいということになる。
逆転可能な要素とは、中間の状態、例えば怪我や病気、外厩などでの調教強化、斤量の大きな変更、騎手乗り替わり、芝ダートなどである。
半面、馬の基本的能力が競走成績に及ぼす影響は大きいと言え、血統評価(ヘンな血統理論でなくて)、馬体評価の比重を高めるべきであると思われる。
では(2)の結果の場合はどうだろうか。
この場合は(1)とほぼ反対になる。
競走馬の成績は後天的なもので、調教やコースの巧拙、そしてレース展開、ちょっとしたアヤで勝負はどう転ぶか分からないということだ。
ある意味、血統などはどうでもよく、環境や臨戦態勢を重視する予想スタイルが良いということになる。
皆さんはどちらの結果になると思われるだろう。
わたしも分からないが、調教による差は大きいとは思えど、(1)であってほしいと願う。
(2)だと偶然性が強すぎて名馬を皆が強いと思わなくなるからである。
予想のしようもないし。
(SiriusA+B)
Aという馬とBという馬が何度か同じレースに出走した場合、対戦成績はどうなるのか。
ご存知のとおり、この集計は困難な作業である。
近いうちにトライしてみたいが、今のところは手を出せずにいる。
量が多い…。
targetでは比較的簡単に出せるらしいし、例えば専門紙競馬ブックは重賞や特別競走で対戦成績を掲載している。
これを自力でやろうと思っていること自体がおかしいのかもしれない。
だが、どう集計するかは凡そ決めてある。
同世代、牡牝別である。
同じ年の生まれで牡なら牡同士、牝なら牝同士で調べるつもりだ。
性別は何となくお分かりいただけると思う。
同世代同士だけというのは少し補足が必要かもしれない。
理由は簡単で、馬にはデビューから成長期、ピークに達したあと衰えを見せ始める。
1年上、1年下とはピークがずれており、後進がやがて先輩を追い越していくため、いつ対戦したのかによって修正をしなければならないからである。
「異性、異世代との闘いが除かれた分析で良いのか」という異議は出るかもしれないが、分析の目的は対戦成績の傾向、つまり、Aという馬は何度対戦してもBという馬に負けないのか調べることにある。
上手くできるなら、同時に異性や異世代の影響まで調べ上げたいが、実際には難しいだろうと考えてのことである。
馬齢による斤量差を考えればご理解いただけるかもしれない。
同性同世代は強さ以外に斤量差はない。
▼結果が出れば分かること
調べもしないでいうのもおかしいが、2種類の結果が予想され、その結果次第で分かるだろうことが決まってくると思う。
2種類の結果とは以下の想定である。
(1)何度対戦しても概ね同じ結果になることが多い(A馬はB馬に先着する)
(2)勝ち負けは伯仲し、レースによってどのようにでもなる(A馬とB馬どちらが強いか断定できない)
先ず(1)の結果であった場合を考察する。
一度順位付けができてしまうと、極端に競走条件や鞍上が異ならなければ、成長、適性、展開の比重は高いものではないと推論できる。
過去の競走成績を注意深く見て逆転可能な要素はないか、よく考えればよいということになる。
逆転可能な要素とは、中間の状態、例えば怪我や病気、外厩などでの調教強化、斤量の大きな変更、騎手乗り替わり、芝ダートなどである。
半面、馬の基本的能力が競走成績に及ぼす影響は大きいと言え、血統評価(ヘンな血統理論でなくて)、馬体評価の比重を高めるべきであると思われる。
では(2)の結果の場合はどうだろうか。
この場合は(1)とほぼ反対になる。
競走馬の成績は後天的なもので、調教やコースの巧拙、そしてレース展開、ちょっとしたアヤで勝負はどう転ぶか分からないということだ。
ある意味、血統などはどうでもよく、環境や臨戦態勢を重視する予想スタイルが良いということになる。
皆さんはどちらの結果になると思われるだろう。
わたしも分からないが、調教による差は大きいとは思えど、(1)であってほしいと願う。
(2)だと偶然性が強すぎて名馬を皆が強いと思わなくなるからである。
予想のしようもないし。
(SiriusA+B)