▼競馬予想も本気でやるなら達人の域を目指せ
馬券を長期的に買う人でも、黒字収支を続けている人は少ない。
JRAが「寺銭」を取る限り、プラス計上は至難の技である。
予想記者や予想家と言われる「プロ」でさえ黒字の人はいない。天才とか達人などと呼ばれる領域でなければ勝てないとみてよい。わたしたちが目指すのはここである。
▼一般的な人の中で優秀な人
天才というと、天賦の才を持つ人と思うだろう。しかし、諦める必要はない。天賦の才があってもなくても、達人の領域に到達することはできるようだ。達人とは、(天賦の才の有無に関わらず)持てる才能・能力を開花させられた人なのだ。その意味で言えば、「一般的な人の中で優秀な人」と言ったほうがわかりやすいかもしれない。わたしが見聞してきた限り、十分な努力(練習)を続けることによって誰でも達人になることができるという経験則はある。
多くの人がそこまでたどり着かないのは、挫折か、努力の量・質の不足であることが多いのではないだろうか。誰にでもチャンスはあるが、チャンスをものにするほど努力する人は少ない。これはどの分野でも同じだろう。時間が経つにつれて次々に落伍していく。努力を続けた者が達人あるいは天才と称されるのである。
では努力とは、具体的にどういうものなのか、次の夜にお話ししたい。
(SiriusA+B)