▼馬券の種類
JRA日本中央競馬会では、複数の競走を対象にするWIN5(5重勝)を除き、各競走の馬券を販売している。
単勝式、複勝式、枠番連勝複式、馬番連勝複式、馬番連勝単式、ワイド(拡大馬連)、3連勝複式、3連勝単式で、Win5ある。
枠連は、時代の要請に応えたもので、すでに役割を終えたのではないかと思っている。
一方、3連単は大きな配当が見込まれることから人気はある。
売り上げは、馬券全体のおよそ3分の1である。
▼馬券の種類を選ぶ行為は意味があるか
だが、この3連単は、なかなか的中させられない。
そう言う人は多いようだ。
そりゃそうだ。
オッズは的中率の逆数と近い。
3連単は1番人気の組み合わせでさえ高いのだ。
オッズが高いのだから、理論的に的中率は低い。
見方を変えれば、単勝・複勝と他の券種では実質的な控除率は異なるが、基本的に同じオッズであれば、予想的中率は同じということでもある。
オッズが同じなら難易度はほぼ同じ、ということだ。
したがって、「馬単が得意」とか「3連単をよく当てる」というのは、予想スタイルと合っているということかと思う。
しかし、3連単ともなると、偶然の要素が多すぎ、最早予想の範囲を超えているとわたしは考えている。
控除率を無視して話すが、単勝で10倍と3連単の10倍は同じ難易度であるが、前者は当該馬の実力がほとんどすべての要素であるのに対し、後者は実力のほか、馬同士の組み合わせという計算の困難な要素が多分に含まれているからだ。
もし、わたしの見立て通りであれば、「3連単が得意」というのは、大きめの配当を1、2度得た成功経験がそう感じさせるに過ぎないのではないかと思う。
3連単を少ない点数で仕留めることができる、というのは、余程の天才でなければ経験不足または検証不足による勘違いである。
3連単を使う必勝法は実在する。
しかし、ふつうの人が真似できる芸当ではない。
多くのブログを拝見してきたが、真の必勝法はまだ公開された中にはなかった。
(SiriusA+B)