わたしは、馬の年齢を「月齢」で数えている。
年齢では間隔が広すぎて十分な分析が難しいと考えた。
わたしの場合、すべての中央競馬出走馬の生年月日を調べて、28日を1か月とする月齢に換算している。
日齢、週齢なども試してみたが、細分化の度合いが過ぎた。
馬の寿命は約20年とも25年ともいわれる。
余談だが、人間の寿命は、日本人の場合約80年である。
馬の年齢を人間の相当年齢で考える場合、成長の速い3歳までを人間の約6年とし、4歳以降は
(馬年齢-3)×3+17
でよくあてはまるようだ。
ごく単純にみても3、4か月で人間の1年相当になるといえる。
月齢で分析する有効性も想像できるものと思う。
馬の寿命は全うした場合であり、十分な競走成績を残せなかったサラブレッドが辿る運命はご存じのとおりである。
大種牡馬ノーザンテーストや5冠馬シンザンは30年以上生き長らえ天寿を全うしたが、選ばれた馬たちだからできたことである。
「馬齢を重ねる」とは、たいしたこともしないで無駄に歳をとることをいう。
中央競馬も年間約50週、土日開催として100日と少し、3,450競走あまりである。
ぼんやり過ごしていると月日はどんどん経っていく。
(SiriusA+B)