2015年8月18日火曜日

第22夜 競馬予想で夜更かし――居酒屋トーク(6)


美味しいイタリアンもいいけれど、競馬談議には居酒屋がよく似合う気がする。

このブログの原点ともいえる居酒屋トーク。

話があちこちに展開していくが、ブログのエッセンスをお伝えできるのではないかと思う。12回に分割して記載する。(その6)

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▼相馬眼

――馬を見る眼についてはどう思う。

A:ホントに分かる人どれくらいいるのかわからない。わたしは、パドックでどの馬が勝てそうかわかったことはないなあ。「古馬は調子」というけれど、どれも良さそうに見える()

――そりゃ仕上げてきているからね。相馬眼のある人って、どこを見ているんだろうね。

A:厩務員を強く引っ張っているとか、踏み込みがいいとか、毛ヅヤとか。でも、勝てるかどうかをどうやって判断しているのかな。例えば、国体の100メートル競走で、出場選手たちを見て誰が優勝するのか身体から判断できるか、という話でしょ。わたしはわからないな。どうも主観的で。買うつもりの馬の状態を確認するくらいしか思い浮かばない。

――わかる人に会いたい。

A:ホント。調教師や厩務員のコメントも同じで、わたしにはわからないから参考にしていない。

――じゃあ、予想法は、データがすべてということだね。

A:わたしの場合はね。出走馬にすごく差があるなら見ればわかるかもしれないけれど、視覚的に見分けられるほど差があるようには見えないから。それに、朝まとめて買うので、そもそも見る時間がない。

(つづく)

(SiriusA+B)

 

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