美味しいイタリアンもいいけれど、競馬談議には居酒屋がよく似合う気がする。
このブログの原点ともいえる居酒屋トーク。
話があちこちに展開していくが、ブログのエッセンスをお伝えできるのではないかと思う。12回に分割して記載する。(その6)
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▼相馬眼
――馬を見る眼についてはどう思う。
A:ホントに分かる人どれくらいいるのかわからない。わたしは、パドックでどの馬が勝てそうかわかったことはないなあ。「古馬は調子」というけれど、どれも良さそうに見える(笑)
――そりゃ仕上げてきているからね。相馬眼のある人って、どこを見ているんだろうね。
A:厩務員を強く引っ張っているとか、踏み込みがいいとか、毛ヅヤとか。でも、勝てるかどうかをどうやって判断しているのかな。例えば、国体の100メートル競走で、出場選手たちを見て誰が優勝するのか身体から判断できるか、という話でしょ。わたしはわからないな。どうも主観的で。買うつもりの馬の状態を確認するくらいしか思い浮かばない。
――わかる人に会いたい。
A:ホント。調教師や厩務員のコメントも同じで、わたしにはわからないから参考にしていない。
――じゃあ、予想法は、データがすべてということだね。
A:わたしの場合はね。出走馬にすごく差があるなら見ればわかるかもしれないけれど、視覚的に見分けられるほど差があるようには見えないから。それに、朝まとめて買うので、そもそも見る時間がない。
(つづく)
(SiriusA+B)